原状回復義務とは?




Q.原状回復義務とは?


A.入居時に支払う敷金や保証金。
これらは入居者が汚したり損傷させた部屋を原状回復するための費用として充てるために、大家さんが事前に預かるお金です。
また大家さんとしては敷金や保証金を預かっておくことで家賃の滞納リスクを担保できます。

 

そもそも原状回復義務の「原状」とは何でしょうか?住んでいれば自然とできる汚れや傷、色あせもあります。
こうした線引きがあいまいなため、かつては退去時に敷金の返還をめぐるトラブルが多かったのです。
そこで1998年に国土交通省が「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を公表しました。

 

ここには「原状回復とは、賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」と定義されています。簡単に言えば「普通に住んで自然にできる汚れや損傷は、入居者の責任ではありません」ということです。