免震と耐震と制震の違い



 

🔳免震と耐震と制震の違い
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▼免震

免震とは、建物と地盤の間に免震装置を入れ、揺れを直接受けないように設計した工法です。免震層には、積層ゴムやペアリングなどを入れることで揺れを吸収してくれます。つまり、免震装置が代わりに動くことで建物自体の揺れを少なくするわけです。

 

▼耐震

耐震とは、地震の揺れを建物の強度によって耐える工法です。ほとんどの木造住宅に適用されており、建物の柱、梁、壁の強度を高めて建物全体で地震の揺れを耐えるように設計しています。柱や梁のサイズを大きくしたり、壁の筋交いの本数を増やしたりして耐震性を上げているのです。

 

▼制震

制振とは、制振装置を設置して地震の揺れを吸収して抑制するように設計されています。ダンパーと呼ばれる部材が地震の揺れを吸収することで、部材への影響を軽減させてくれます。

 

 

🔳免震のメリット・デメリット
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▼メリット

地震による揺れをほとんど受けない

構造体へのダメージがもっとも少ない

 

▼デメリット

他の工法に比べてコストが高い

定期的なメンテナンスが必要となる

対応できる業者は少ない

台風などの強風で揺れることがある

 

 

🔳耐震のメリット・デメリット
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▼メリット

他の工法に比べてコストが安い

強化したい部分だけ補強できるので効率的

ハウスメーカーでも対応できる

耐震等級によっては大地震にも耐えられる

地盤や立地による影響が受けにくい

強風でも大きな揺れを感じさせない

 

▼デメリット

地震による揺れを直接受ける

地震によるダメージが蓄積される

金物で固定されているので地震のたびに緩んでいく

 

 

🔳制震のメリット・デメリット
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▼メリット

免震構造よりもコストが安い

耐震構造よりも構造体へのダメージが少ない

簡易的なメンテナンスで手間暇かからない

台風などの強風を受けにくい

 

▼デメリット

耐震構造よりもコストが高い

地盤によっては被害が大きくなる

 

 

🔳まとめ
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今回は、免震と耐震と制震の違いや、メリット・デメリットについてご紹介しました。地震対策にはさまざまな方法がありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。選択する方法によって、かかるコストや時間も変わってくるので、自分に最適な方法を選びましょう。