大規模マンションVS小規模マンション



 

共用施設の充実度、管理人の常駐など、スケールメリットが活かせるのが大規模マンションの魅力。高コストな人件費をみんなでシェアするから、警備員やフロントレディの長時間の常駐も可能になる。一方、小規模マンションでは、人件費節約のために常駐時間が制限されるところも少なくない。日々、快適に暮らしたいなら、大規模マンションに軍配が上がる。ただし、意思の統一を図りにくいのがネック。将来の建て替え決議に必要な賛成票が得られず、残る人と出ていく人が二分すると管理も行き届かなくなり住み心地が悪化するケースも。

 

一方、小規模マンションでは、管理組合の役員も比較的短期で持ち回りになるから、気ごころが知れるメリットがある。居住者同士の顔がわかるから、不審な人にも敏感に対応できる。ちなみに、平成15年6月までは、一般に管理組合が法人化できる人数として区分所有者30人以上が必要だった。だから、それに満たないマンションでは、厳格な管理組合運営は行わずに、業者任せの体質も。将来の建て替えに着目するなら、30人以上で管理組合の結束が強い小規模マンションが機動的。