🔳リビング・ダイニングは住まいの“顔”
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住まいさがしの際、間取りで一番気になるのがリビング・ダイニングではないでしょうか。

家族で食卓を囲んだり、ソファやコタツでくつろいだり。子どもと一緒に遊ぶのも、家の中ならリビング・ダイニングという家庭が多いでしょう。最近では、小学生の子どもの2人に1人はリビングで勉強しているともいいます。

もちろん、ママ友を招いておしゃべりするのにも、子ども同士を遊ばせるのにも、リビング・ダイニングは大活躍。まさに、住まいの“顔”と言えます。そんなリビング・ダイニングはできるだけ広く取りたいところ。広いリビング・ダイニングがあれば、子どもが2人~3人の家庭でも、余裕をもって暮らせます。

 

🔳リビング・ダイニングが広いと、人が集まる
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リビング・ダイニングが広い方がいいのはわかっているけど、予算や部屋数を確保したいという希望との兼ね合いで、広さを削らざるを得ないという場合もあるでしょう。

ただし、子育てという意味では、やっぱり広いリビング・ダイニングがおすすめです。

なぜなら、子どもが小学校高学年になり、だんだん親離れを始める時期に家族みんなで集まれる場所がなければ、次第に子ども部屋で過ごす時間が長くなり、家族間のコミュニケーションが希薄になってしまうからです。

また、狭いリビング・ダイニングはどうしてもちらかりやすく、ママ友を呼ぶのにも抵抗を感じるという人も。

友だちとの交流が少ないとママのストレスにもつながりますから、リビング・ダイニングの広さは想像以上に重要です。

 

🔳広さを確保したうえで、気を付ける点は?
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誰もが憧れる広いリビング・ダイニングですが、購入前にマイナス面も考慮しておきましょう。

広い部屋をもって実感するのは、空調の問題です。特に夏場はエアコンを使う機会が多くなりますが、広い空間を冷やすためには高出力・高価格帯のエアコンが必要になります。

また、部屋全体を冷やすのには時間もかかりますし、月の電気代もかさみます。その点、風通しのいいリビング・ダイニングであれば、窓を開けて過ごす時間を増やすことでエアコンの利用を最低限に抑えることができますから、風通しもチェックしておくといいでしょう。

また、冬場は床暖房やコタツ、ファンヒーターなど、エアコン以外の暖房器具の併用を検討するといいでしょう。